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発表前に関連情報が流出したプレスリリースは871件 - PR TIMESが調査結果

従来の発表と今回判明したアクセスをあわせると、会員企業16社17アカウントより2020年11月13日から2021年7月6日にかけて配信されたプレスリリース871件が対象になるという。

具体的にアクセスを受けたファイルは、画像を含む圧縮ファイルが866件、プレスリリースに添付されたPDFファイルが91件だった。

対象となる会員企業に上場企業も含まれているが、従来同様、対象となるプレスリリースには金融商品取引法上の「重要事実」にあたる情報は含まれていないと説明している。

今回の問題を受けて同社ではシステムを見直し、圧縮ファイルについては発表前にダウンロードできない仕様とし、PDFファイルについては予測できない文字列に変更。7月9日以降、発表前のデータが事前に取得されたケースはないとしている。

(Security NEXT - 2021/09/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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