Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

変異株陽性者の個人情報を県内自治体などへ誤送信 - 長野県

長野県は、新型コロナウイルス感染症陽性者に関する個人情報を含んだファイルを、誤って行政機関に送信するミスがあったことを公表した。

4月17日16時20分ごろ、新型コロナウイルス感染症変異株の陽性者が発生したことを知らせるプレスリリースを、同県より10の同県地域振興局と77の県内市町村へメール送信した際、個人情報を含む表計算ファイルを誤って添付したもの。

問題のファイルには、陽性者の氏名、居住地、職業、年代、県外との往来状況など、66件の個人情報が記載されていた。

送信より約1時間後に、受信した地域振興局からメールに個人情報が含まれていたとの連絡があり問題が判明。送信先の地域振興局と市町村に、対象メールの削除を依頼するとともに、同県メールサーバ上のメールについても削除した。

陽性者数の累計や発生状況などまとめた統計資料を表計算ファイルで作成したが、ファイル内の別シートにある統計元データとなった個人情報を削除せずに誤って送信してしまったという。同県は「職員が少なく、ひとりですべての作業を行っており、チェック機能が働かなかった」と原因を説明している。

今後は、市町村に対して変異株に関する統計情報をメールで提供する運用を中止し、ウェブサイトによる公表のみへと変更。複数名によるチェック体制を整備し、再発の防止を図りたいとしている。

(Security NEXT - 2021/04/21 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「電力需給ひっ迫注意報」に便乗するフィッシング攻撃が発生
フィッシングサイトの多いブランド、「au」がグローバルで6位に
QNAP製NAS狙うランサムウェアの被害が拡大傾向 - 利用者は注意を
カスペルスキーのVPN製品に権限昇格の脆弱性
QNAP、NASのファームウェア更新を呼びかけ - あらたなランサム攻撃を調査中
夏季休暇に向けてセキュリティの再確認を - 盆休み直前の月例パッチにも注意
複数自治体が利用する自治体情報セキュリティクラウドで一時障害
子会社の事務所倉庫で顧客情報含む伝票が所在不明に - 村田機械
従業員の顔画像含む認証機器が所在不明 - システム開発会社
都マンション管理状況届出システムに不正アクセス