オリンパス、マルウェアによる通信を確認 - データ消失や流出の痕跡は見つからず
オリンパスは、同社海外グループ会社においてサイバー攻撃と見られる不審なアクセスを検知した問題で、マルウェアによる通信だったことを明らかにした。
9月8日にシステムに対する不審なアクセスを検知。外部にデータ転送する通信などを遮断し、調査を進めていたもの。
同社は、具体的な内容は明らかにしていないが、販売、製造ネットワークに影響を及ぼすマルウェアに起因したものだったと説明。
一方これまでに実施した調査では、同社のデータを失ったり、外部へ流出した痕跡などは見つかっていないという。同社では、引き続き調査を進めている。
業務に関しては、通常の状態に復旧したとしており、医療機器やサービスの供給に支障は出ていないとしている。
(Security NEXT - 2021/09/22 )
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