Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

医療機器販売の八神製作所、サーバがランサム被害

医療機器や福祉用具の販売を手がける八神製作所は、社内ネットワークがランサムウェアによる攻撃を受けたことを明らかにした。

同社によれば、8月31日夜にネットワークが不正アクセスを受けたことを把握したもの。その後、ランサムウェアによる攻撃であることが判明した。被害が確認されたサーバの停止、ネットワークの遮断を行ったうえで、復旧作業を進めている。

同社では社内に復旧対策本部を設置、警察へ被害を相談しつつ対応にあたっているが、9月9日の段階においても影響の範囲、侵入された原因などは調査中としている。

社内においてネットワークへの接続が制限されるなど影響は出ているものの、業務に大きな影響は出ていないと説明。引き続き調査や復旧を進めていくという。

(Security NEXT - 2021/09/10 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

UTM設置時のテストアカウントが未削除、ランサム感染の原因に
再委託先における2023年2月のランサム被害を公表 - 国交省
サーバがランサム被害、UTMの設定不備を突かれる - CRESS TECH
ランサム被害、本番環境への影響がないことを確認 - フュートレック
個情委、人事労務サービスのMKシステムに行政指導 - 報告は3000件超
ランサム被害で情報流出のおそれ、調査を継続 - フュートレック
小規模事業者持続化補助金の事務局がランサム被害
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも
サーバがランサム被害、データが暗号化 - 愛知陸運
ランサムウェア被害による情報流出を確認 - アニエスベー