「VMware vRealize Operations」に6件の脆弱性
VMwareは、「VMware vRealize Operations」向けに複数の脆弱性を修正するセキュリティパッチをリリースした。
今回のアップデートは、あわせて6件の脆弱性を解消したもの。同社は脆弱性の重要度を4段階中、2番目にあたる「高(High)」とレーティング。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」のベーススコアは、もっとも高い脆弱性で「8.6」、もっとも低い脆弱性で「4.4」と評価されている。
具体的に見ると、「vRealize Operations Manager API」においてアクセス制御が不能となり、認証なしにAPIへアクセスが可能となる「CVE-2021-22025」を解消。
さらに任意のログが読み取り可能となる「CVE-2021-22024」や、サーバサイドリクエストフォージェリ(SSRF)の脆弱性「CVE-2021-22026」「CVE-2021-22027」などに対処した。
CVSS基本値は、「CVE-2021-22025」が「8.6」でもっとも高く、「CVE-2021-22024」「CVE-2021-22026」「CVE-2021-22027」がいずれも「7.5」で続いている。
(Security NEXT - 2021/08/26 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「Erlang/OTP」脆弱性、一部Cisco製品で影響が判明
「ActiveMQ NMS OpenWire Client」にRCE脆弱性 - 修正版が公開
「GitHub Enterprise Server」に複数脆弱性 - アップデートで修正
NVIDIA製GPUドライバに複数の脆弱性 - 権限昇格やDoSのおそれ
トレンドの法人向け複数製品に脆弱性 - アップデートで修正
「Erlang/OTP」に深刻なRCE脆弱性 - 概念実証コードも公開済み
「GitLab」に5件の脆弱性 - 最新パッチで修正
「SonicOS」にリモートよりDoS攻撃を受けるおそれ - 修正版を公開
NVIDIAのAI開発フレームワーク「NeMo」に3件の脆弱性
バックアップ管理ツール「Commvault Command Center」に深刻な脆弱性