Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

県立高校で生徒の個人情報を誤送信 - 佐賀

佐賀県の県立高校において、教育支援ツールを使って生徒に一斉配信を行った際、誤って個人情報含むファイルを添付するミスが発生した。

同県教育委員会によれば、8月19日13時ごろ、健康観察に関する指示について教育支援ツール「Classi」を使って一斉配信を行った際、3年生67人に対して前年度に実施した「一人前の社会人になるための資質チェック」の回答一覧ファイルを誤って添付するミスがあったという。ファイルには個人情報が記載されている。

ファイルを受信した生徒から指摘があり問題が判明。教職員は3年生に対して配信したデータの一括削除を実施した。削除時点で生徒19人が閲覧しており、ダウンロードした場合は速やかに削除するよう求めた。

また電話を通じてファイルが削除されているか確認。登校日である23日には生徒の端末よりデータが削除されているか目視で確認を実施した。誤送信したファイルに記載されていた在校生や卒業生、保護者に対しては、書面を通じて経緯の説明や謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2021/08/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

委託先で個人情報を誤送信、半年後に発覚 - 長崎市
中学校教諭が名簿を誤送信、類似メアド宛に - 岡山市
イベント参加者の個人情報含むファイルをメールで誤送信 - 東京都
個人情報含むファイルを業務チャットで誤送信 - トライトグループ会社
国勢調査対象者名簿を誤送信、メアド誤り第三者へ - 熊谷市
口座振込通知書を誤送信、データ出力時のミス気付かず - 燕市
個人情報含むメールを委託業者へ誤送信 - 名古屋市
イベント案内メールにメアド含むファイルを誤添付 - 静岡市まちづくり公社
特別支援学校で児童情報含むファイルをメールに誤添付 - 埼玉県
中学校でテスト解答用紙を保護者に誤配信 - 名護市