気象庁サイトの障害、過去災害時を超えるアクセス集中で
気象庁は、8月14日昼過ぎより同日深夜にかけてウェブサイトが閲覧しにくい状況となった問題で原因を明らかにし、対策を取りまとめた。
8月14日は、九州や西日本を中心に記録的な大雨となったが、12時40分ごろから同日23時半ごろにかけて、約11時間にわたり同庁のウェブサイトが閲覧しにくい状況に陥ったもの。
同日15時前に「コンテンツデリバリネットワーク(CDN)」の設定をチューニングするなど対策を行ったものの状況は改善せず、同庁の情報を紹介する他サイトへ誘導するなど一時対応に追われた。
同庁では、過去の災害発生時のアクセス状況を踏まえ、最大規模のアクセスを想定して対策を講じていたが、今回はそれを上回るアクセスがあったという。
(Security NEXT - 2021/08/23 )
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