気象庁サイトの障害、過去災害時を超えるアクセス集中で
気象庁は、8月14日昼過ぎより同日深夜にかけてウェブサイトが閲覧しにくい状況となった問題で原因を明らかにし、対策を取りまとめた。
8月14日は、九州や西日本を中心に記録的な大雨となったが、12時40分ごろから同日23時半ごろにかけて、約11時間にわたり同庁のウェブサイトが閲覧しにくい状況に陥ったもの。
同日15時前に「コンテンツデリバリネットワーク(CDN)」の設定をチューニングするなど対策を行ったものの状況は改善せず、同庁の情報を紹介する他サイトへ誘導するなど一時対応に追われた。
同庁では、過去の災害発生時のアクセス状況を踏まえ、最大規模のアクセスを想定して対策を講じていたが、今回はそれを上回るアクセスがあったという。
(Security NEXT - 2021/08/23 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
セブンイレブンのマルチコピー機で一時障害 - 行政サービスに影響
楽モバの通信障害、ソフトに不具合 - 緊急対応判断に時間要し長期化
千葉県自治体情報セキュリティクラウドで一時障害 - 2カ月連続で発生
KDDI、通信障害の返金案内を開始 - 便乗フィッシングに注意を
複数自治体が利用する自治体情報セキュリティクラウドで一時障害
WDB HDがランサム被害 - メールやファイルサーバで障害
一部5G回線で一時ネットを利用しづらい状態に - NTTドコモ
KDDIの通信障害、約2日半ぶりにほぼ復旧
即時口座開設システムで障害、一部本人確認画像など破損 - セブン銀
自治体向けSaaSでデータ消失、最大257団体に影響 - 同期操作のミスで