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JTB海外グループ会社にサイバー攻撃 - 犯行声明も

これまでの調査で、2012年1月から2020年6月までに、同社海外旅行商品「ルックJTB」で米国本土やカナダを旅行したり、旅行予定だった顧客2525件のローマ字による「氏名」が流出した可能性があることが判明している。

さらに現地オプショナルツアーの申し込みなどができるウェブサービス「RAKUなびサポート」のログインIDとして登録されたメールアドレス2396件なども被害に遭った可能性がある。

いずれも同じサーバ内に保存されていたデータだが、収録されていたデータベースが異なるため、これらデータ間で紐付けは行われていないという。

外部にデータが公開されたり、被害を受けたといった報告も寄せられていない。

8月19日時点で「氏名」と「メールアドレス」以外が流出した可能性は同社で把握していないが、現在調査中の段階で、結果によっては、対象範囲が広がる可能性もある。

(Security NEXT - 2021/08/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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