JTB海外グループ会社にサイバー攻撃 - 犯行声明も
JTBは、海外の複数グループ会社が利用する米国内のサーバがサイバー攻撃に遭い、一部顧客情報が流出した可能性があることを明らかにした。犯行声明のメールも届いているという。
同社によれば、米国のグループ会社であるJTB Americas、JTB USAや、カナダのJTB Internationalが利用する米国内のサーバが、サイバー攻撃を受けたもの。
現地時間7月29日7時半ごろ、JTB Americasにおいて従業員よりファイルが開けないとの報告があり、9時過ぎに被害を確認した。
同日サーバとネットワークを遮断し、現地に対策本部を立ち上げるとともに、7月30日以降、国内でも対策本部を設置して情報を共有しつつ、対応を進めている。
今回の攻撃では、少なくとも7月2日以降に攻撃を受けた形跡が確認されており、同社ではアクセスを受けた経路や攻撃の対象、影響範囲などを含め、外部事業者をまじえて調査を進めている。
(Security NEXT - 2021/08/19 )
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