LINEのチケット制ライブサービスで握手会動画が流出 - CDNから取得か
LINEが提供するチケット制ライブサービス「LINE Face2Face」において、2020年9月のサービス開始当初より約1カ月半にわたり、特定の方法で外部より動画がダウンロードできる状態となっていたことがわかった。一部動画が外部サイトにアップロードされていたという。
「LINE Face2Face」は、オンライン上でイベント出演者と参加者が1対1によりコミュニケーションが行えるチケット制ライブサービス。ライブ配信プラットフォーム「LINE LIVE」を活用しており、コロナ禍で開催が難しくなった会場でのトークイベントや握手会などに代わるサービスとして2020年8月にリリースされた。
同社によると、サービスの利用が開始された2020年9月12日から同年10月28日にかけて、同サービスで配信された全47イベントの動画ファイル1647件が外部に流出した可能性があることが判明したもの。動画には、配信者最大135人、参加ユーザー最大4415人に関する映像や音声が含まれる。
このうち10月17日、24日に開催された「青春高校3年C組」の商品購入者向けイベント「オンライン個別お話会」の動画132件については、中国の動画共有サイト「bilibili」へアップロードされ、参加ユーザーの指摘によって10月25日に問題が発覚した。
アップロードされた動画には、配信者35人や参加ユーザー282人の映像、音声が含まれており、10月17日から削除が完了する10月28日まで、動画サイト上で閲覧できる状態だった。
(Security NEXT - 2021/07/27 )
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