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委託先に不正アクセス、個人情報800万件流出か - NTTぷらら

NTTドコモ傘下でISP事業などを展開するNTTぷららは、機器配送業務の委託先が不正アクセスを受け、個人情報最大800万件が外部に流出した可能性があることを明らかにした。

同社によれば、ルータやひかりTV関連のレンタル機器など、配送業務を委託しているNTTロジスコの物流システムが不正アクセスを受けたもの。機器の配送情報を扱うフォルダにおいて侵入された形跡が確認された。

NTTロジスコでは、6月30日9時過ぎに不正アクセスを確認し、翌7月1日にNTTぷららへ報告。7月2日の時点で最大800万件の配送先情報が消失した上、情報が外部に流出した可能性があるという。対象となるのは、2009年8月13日から2021年6月28日までに扱った機器の配送情報。氏名や住所、電話番号、機器の固有番号、基本契約番号、顧客番号などが含まれる。

NTTロジスコによれば、不正アクセスの影響を受けたのがわかっているのは、7月5日の時点でNTTぷららの受託情報のみとしており、同社以外の情報は確認されていないとしている。

(Security NEXT - 2021/07/05 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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