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ネットスーパーの個人情報誤表示、原因特定できず - ヤオコー

スーパーマーケットを展開するヤオコーは、ネットスーパーにおいて利用者とは関係ない別の会員情報が表示された問題で、対象件数は当初公表した2件のみとする調査結果を公表した。原因は特定に至らず、ログインシステムを刷新した。

問題とされる不具合は、同社の「ヤオコーネットスーパー」において確認されたもので、3月に顧客2人からログイン後の画面に無関係の顧客に関する個人情報が表示されたとの連絡を受けていた。

同社では個人情報が流出した可能性があるとしてサービスを停止。新システムに移行した1月4日から、サービスを停止した3月26日までのアクセスログについて調査を行っていた。

4月の段階で最大1084人の顧客に影響があった可能性があることが判明。5月には82人以外については影響がないことを確認し、さらなる調査で今回の不具合が発生したのは、問い合わせがあった2件のみであることを確認したという。

(Security NEXT - 2021/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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