川崎汽船の海外子会社に不正アクセスか - 闇サイトにデータ
川崎汽船は、海外の同社子会社が不正アクセスを受け、同子会社が保有する情報が外部へ流出した可能性があることを明らかにした。
同社によれば、6月30日午前に契約するシステム会社から、外部サイトに同子会社に関するデータが掲載されているとの連絡があり、問題を把握した。
掲載されたデータが、闇サイトの主張どおり同子会社の保有情報であるかはわかっておらず、真偽の確認を進めている段階だが、情報が流出している可能性もあるとして事態を公表したという。
同社は、所管する官庁に事態を報告。国内外の捜査機関に相談し、連携しながら対応を進めている。
同社は本誌の取材に対し、同子会社を含め、システム障害などは確認されておらず、船舶の運航にも影響は出ていないと説明。今回の不正アクセスにおけるランサムウェアの関与や脅迫の有無については、コメントを避けた。
(Security NEXT - 2021/07/01 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
MDMサーバに不正アクセス、従業員情報が流出 - 三菱オートリース
サイトが閲覧不能に、個人情報流出のおそれも - 筋ジストロフィー協会
ホビー通販サイトが改ざん被害 - 個人情報流出の可能性
個人情報流出の可能性、委託先のゼロデイ攻撃被害が影響 - 法政大
郡上八幡の特産品扱う通販サイトが不正アクセス被害
すかいらーく「テクアウトサイト」 - クレカ情報流出の可能性
機器から奪われた管理者アカウントで侵害受ける - ミネベアミツミ
ゼロデイ攻撃で個人情報流出の可能性 - 日鉄ソリューションズ
「愛知全県模試」受験者情報が流出した可能性 - SQLi攻撃で
MDMサーバから従業員情報流出、削除データも - ジブラルタ生保