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研究員メールアカウントに不正アクセス、PW使い回しが原因か - 東北工大

また今回の不正アクセスにより、メールボックス内に保存されていた送受信したメール1564件の内容を攻撃者によって閲覧された可能性がある。

メールには、教職員600人分の氏名、電話番号、所属、メールアドレスのほか、学生71人分の氏名、所属、メールアドレス、学生番号、学外関係者371人分の氏名、住所、電話番号、所属、メールアドレスなどが含まれる。知的財産や機密情報などは含まれていなかった。

外部サービスで使い回していたメールアドレスとパスワードを何らかの方法で取得され、悪用された可能性があるという。

同大では多要素認証によるアクセス制御を導入していたが、特定の条件下では多要素認証が機能していなかった。同大サーバから同アカウントの情報が漏洩した痕跡は見つかっていないという。

今回の問題を受け、同大ではアクセス制御について、多要素認証を必須とするよう設定を変更。学内外の関係者に対して、個別に連絡を行っている。

(Security NEXT - 2021/07/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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