富士フイルム、情報流出なし - 業務や流通も通常どおりに
富士フイルムが、外部からの不正アクセスによりランサムウェアに感染した問題で、業務や流通の遅延などが解消した。
同社は、サーバに対するフォレンジック調査や、端末におけるマルウェアの検体調査を終え、外部への情報流出の痕跡は認められないとして、情報流出はないと結論付けた。
窓口の受付や製品の受注、出荷体制については6月中旬に回復。その際、一部配送に遅延も見られたが、6月25日の時点で遅延も解消している。
今回の問題を受けて同社では所管する経済産業省へ報告。警察に対しても被害を相談するなど、引き続き対応を進めている。
(Security NEXT - 2021/06/28 )
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