富士フイルム、情報流出なし - 業務や流通も通常どおりに
富士フイルムが、外部からの不正アクセスによりランサムウェアに感染した問題で、業務や流通の遅延などが解消した。
同社は、サーバに対するフォレンジック調査や、端末におけるマルウェアの検体調査を終え、外部への情報流出の痕跡は認められないとして、情報流出はないと結論付けた。
窓口の受付や製品の受注、出荷体制については6月中旬に回復。その際、一部配送に遅延も見られたが、6月25日の時点で遅延も解消している。
今回の問題を受けて同社では所管する経済産業省へ報告。警察に対しても被害を相談するなど、引き続き対応を進めている。
(Security NEXT - 2021/06/28 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
ランサム攻撃によりサーバやPCが被害 - 建設資材機械設備メーカー
ランサム被害が発生、製品出荷などに影響 - 業務用加湿器メーカー
ランサム被害で出荷停止、2日後より順次再開 - オオサキメディカル
ランサム攻撃でサーバやPC30台が被害 - 清掃用品メーカー
教員VPNアカウント悪用され侵入、不審検索履歴から発見 - 芝工大
サーバがランサム感染、情報流出は調査中 - ソフトウェア開発会社
ファイルサーバがランサム被害、データが暗号化 - 青果流通会社
ランサム攻撃、リモートアクセス機器経由で侵入 - サンリオ関連会社
サンリオ関連会社でランサム被害 - 個人情報が流出した可能性
講師事務所がランサム被害、研修受講生氏名などが流出か - INPIT