Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WordPress向け「不動産プラグイン」シリーズに脆弱性

「WordPress」向けに提供されているプラグイン「不動産プラグイン」シリーズに脆弱性が明らかとなった。

同プラグインシリーズは、コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「WordPress」において、不動産情報サイト向けの機能を追加できるソフトウェア。

脆弱性情報のポータルサイトであるJVNによれば、「不動産プラグイン(本体)」「不動産プラグインPro」に「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2021-20749」が明らかになったという。

同脆弱性を悪用されると、同プラグインを利用するウェブサイトへアクセスしたユーザーのブラウザにおいて、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「5.4」とレーティングされている。

セキュアスカイ・テクノロジーの岩間湧氏が情報処理推進機構(IPA)へ報告したもので、JPCERTコーディネーションセンターが調整を実施。脆弱性を修正したアップデート「同5.7.2」がリリースされている。

(Security NEXT - 2021/06/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「OpenVPN」に「OVPNX脆弱性」 - 3月の更新で修正済み
Cisco、セキュリティアドバイザリ9件を公開 - 「Blast-RADIUS」の影響も
「Cisco SSM」に深刻な脆弱性 - 攻撃者によりパスワード変更可能
「Magento」「VMware vCenter」など脆弱性3件の悪用を確認 - 米当局が注意喚起
「Apache HTTPD」が今月3度目のセキュリティアップデート
SonicWallのVPN関連で複数の脆弱性 - アップデートが公開
「Apache HugeGraph」の深刻な脆弱性を狙うアクセスが増加
「Java SE」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ivantiがアドバイザリを公開 - エンドポイント管理製品などに脆弱性
「Apache Airflow」に脆弱性 - アップデートが公開