カフェ関連商品を扱う通信販売サイトに不正アクセス
カフェ関連の商品を扱う通信販売サイト「Daiichi F&Lオンラインショップ」が不正アクセスを受け、クレジットカード情報が流出し、悪用された可能性があることがわかった。
同サイトを運営する大一電化社によれば、不正アクセスにより決済アプリケーションが改ざんされたもので、2020年3月3日から2021年2月12日にかけて新規に入力されたクレジットカード情報が流出し、不正に利用された可能性があることが判明したという。
対象となるのは、顧客1246人が入力したクレジットカード情報最大2551件。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが流出した可能性がある。2月10日にクレジットカード会社から決済代行会社に連絡があり、同社では2月12日に情報が流出した可能性を把握したという。
外部事業者による調査は5月20日に完了し、6月10日に個人情報保護委員会へ報告。同日警察にも被害を申告した。対象となる顧客に対しては、6月17日よりメールや書面で経緯を説明し、謝罪を行っており、身に覚えのない請求がないか確認するよう注意を呼びかけている。
同社は、セキュリティ対策や監視体制の強化を行い、再発防止を図るとしており、今回不正アクセスを受けたサーバやシステムについては破棄したと説明。異なるサーバやカートシステムを導入したあらたなサイトを立ち上げたという。今後クレジットカード会社の承認を経てクレジットカード決済を再開する予定。
(Security NEXT - 2021/06/18 )
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