職員が不正ログイン被害、なりすましメールが送信 - 国立環境研究所
国立環境研究所(NIES)は、職員のメールアカウントが不正アクセスを受けたことを明らかにした。以前にやりとりした関係者に対してメールが送信されたという。
同研究所によれば、5月20日から6月7日にかけて、同研究所の職員が利用するクラウドサービス「Microsoft 365」のメールアカウント1件が外部より不正アクセスを受けたもの。同研究所内外で過去にやりとりしたメールアドレスに対し、不審なメールが届いていることを6月8日に確認し、被害に気がついた。
メールボックスには、約5万件のメールが保存されており、メールアドレスやメールの本文が窃取された可能性がある。多くのメールには署名など個人情報が含まれていると見られるが、知的財産など機密情報は含まれていなかったとしている。
問題の不正なメールは、窃取されたメールアドレスが悪用され、外部のサーバを通じて送信された。送信件数はわかっていない。同研究所内部に届いたメールだけでも約50件にのぼっている。
(Security NEXT - 2021/06/14 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
動画配信「バンダイCH」が一時停止 - 「意図せぬ退会」発生
マルウェアがSlack認証情報を窃取、個人情報や履歴が流出か - 日経
物流関連サービスへ不正アクセス、個人情報流出のおそれ - 西濃運輸
ビジネスフォン通販サイト、個人情報流出の可能性
ネット印刷サービスにサイバー攻撃、個人情報流出か - ウイルコHD子会社
英国ブランド通販サイト、約3年間にわたりクレカ情報流出の可能性
従業員アカウントが不正利用、フィッシング踏み台に - 常石G
通信機器経由でサイバー攻撃、侵害サーバに顧客情報 - 日本プラスト
オーガニック食品の通販サイトで個人情報流出の可能性
三井ショッピングパーク会員サイトで不正ログイン被害を確認

