新幹線オフィスの実証実験、画面覗き見対策や会話の保護も
JR東日本は、「新幹線オフィス」の実証実験を6月14日より開始する。パソコン画面の覗き見対策や盗み聞き対策なども用意している。
同実証実験は、東北新幹線はやぶさの「リモートワーク推奨車両」においてリモートワークを支援する取り組み。2月に第1弾を実施しており、今回6月14日より7月16日まで第2弾を実施する。
「リモートワーク推奨車両」では、座席よりオンライン会議や携帯電話などの通話が可能となっているほか、通信機器やヘッドフォンなど支援ツールの貸し出しなども行う。
一部列車では、エプソン販売がパソコン画面の覗き見対策として同社のスマートグラス「MOVERIO BT-35E」について貸し出しを実施。スマートグラス内では、最大40型相当の大画面映像が表示でき、パソコンの画面を切ることで覗き見対策が行えるとしている。
またヤマハでは、スピーチプライバシーシステム「VSP-2」を設置。「情報マスキング音」により、付近に会話音声が漏れることを軽減する。
(Security NEXT - 2021/06/08 )
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