Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

フィッシングメールを演習用ひな形に変換する新機能 - KnowBe4

KnowBe4は、同社のフィッシング対策ソリューション「PhishER」に、実際に受信したフィッシングメールを演習に活用できる新機能「PhishFlip」を追加した。

「PhishER」は、報告を受けた不審なメールよりスパムや脅威を判定し、対応の優先順次付け、隔離機能などを備えたフィッシング対策ソリューション。今回あらたに実際に受信したフィッシングメールを演習のテンプレートとして活用できる「PhishFlip」を追加した。

従業員より報告を受けた不審メールを分析し、悪意あるリンクや危険な添付ファイルを除去。安全なリンクや添付ファイルに置き換えて演習用のテンプレートに変換し、組織全体で演習を通じて情報を共有できる。

さらに組織内において別の従業員に同じフィッシングメールが届いていないか特定し、確認された場合はテンプレートに置き換えて演習を実施することも可能。

「PhishER」向けの機能となり、同ソリューションを導入していれば「PhishFlip」を無償で利用することができる。

(Security NEXT - 2021/05/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

NTTドコモ、スミッシング攻撃の踏み台端末に注意喚起 - 7月上旬から
外部から見える脆弱性や闇ウェブ情報など監視するサービス
脆弱性レポート機能の正式提供を開始 - GitHub
SB、スミッシング対策を無償提供 - アルファベット発信元の拒否にも対応
20以上の言語に対応、脅威情報の調査報告サービス
法人向けにオンラインのセキュリティ教育サービス - カスペ
「金融犯罪対策コンサルティングサービス」を提供 - ラック
ドコモ、スミッシングを拒否設定 - 申込不要で自動設定
脅威情報を活用してC&C通信を検知するSaaS型サービス
ユービーセキュア、攻撃対象領域の調査サービスを開始 - 設定不備や機微誤公開も