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実習中の学生が個人情報含むUSBメモリを紛失 - 埼玉県大

埼玉県立大学は、個人情報が記録されたUSBメモリを、学生が紛失したことを明らかにした。

同大によれば、実習中の学生がUSBメモリを紛失したもの。内部には、実習先機関で受け持つ患者1人の氏名、講演者3人の氏名および関連施設名、同大の学生137人の氏名、学籍番号が記録されていた。

同大では、セキュリティ対策などを実施すればUSBメモリを用いてデータを持ち出すことは可能としていたが、所在不明となっているUSBメモリに関しては、データの暗号化などセキュリティ対策は実施されていなかった。

紛失した時期や場所については、「関連機関にも影響がある」として明らかにしていない。紛失を警察に届けているが、紛失した個人情報の不正使用などは確認されていないという。

同大では対象となる学生や関係者、関連する施設に対して経緯を説明して謝罪。学生によるUSBメモリ取り扱いについて見直しを検討するとしている。

(Security NEXT - 2021/05/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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