研究室に侵入者、個人情報をPCから持ち去りか - 北大
北海道大学は、大学院情報科学研究院の研究室において個人情報が含まれたファイルが盗難被害に遭った可能性があることを明らかにした。
同大によれば、第三者が研究室に侵入してパソコンを不正に操作し、個人情報を含むファイルを持ち去った可能性があることが判明したという。対象となるのは5研究室に所属歴がある学生あわせて106人で氏名、卒業年度、学位、就職先会社名などが含まれる。
2025年10月6日夜、同研究院の研究室において、所属などわからない学生風の人物が研究室内のパソコンを操作しているところを同研究室の学生が発見。問い質したところ、学生から頼まれたなどと話し、立ち去ったという。
問題の端末は、使用者がプログラムを実行していたところで、ユーザー認証された状態で離席中だった。
翌7日以降、学生より相談を受けた担当教員は、人物が操作した端末について詳細を調べたところ、研究室内
で共有していたファイルがダウンロードされ、USBメモリが接続された形跡が確認された。
(Security NEXT - 2025/12/09 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
患者情報含む書類紛失、ISO審査前の確認で判明 - 浜医大病院
業務用PCを紛失、賃借人の個人情報含む可能性 - コロンビア・ワークス
白衣ポケットから盗難、被害メモに患者情報含む可能性 - 東海大病院
顧客情報の盗難や紛失など事故2件を公表 - 住友不動産販売
顧客情報含む書類の盗難および紛失事故3件を公表 - 住友不動産販売
旧保育所に不法侵入、建物内部に個人情報 - 北見市
自転車帰宅途中に個人情報含む書類が盗難 - 東京土建国保
個人情報含むUSBメモリが鞄ごと盗難 - 盛岡ガス燃料
委託先海外駐在員が業務用PCとスマホを盗まれる - 宮城県
決裁文書など書類4件が庁内で所在不明に、盗難か - 四条畷市

