Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

情報公開した公文書リストに個人情報 - 堺市

堺市が市民に対し情報提供した公文書リストの中に、21人分の氏名など個人情報が含まれていたことがわかった。

同市によれば、3月11日に市民からの情報提供の申し出を受けて、2007年度から2009年度における建築都市局鉄軌道推進室の公文書リスト約6000件を交付したが、21人分の氏名や1人分の一部住所が、黒塗り処理されず記載されたままだったという。

3月30日、リストの交付を受けた市民が、リストをもとに個人名を特定した公文書の公開請求を行ったことから問題が発覚。4月30日にリストを回収した。

同市では、個人情報が記載されていた関係者に順次説明と謝罪を行うなど、対応を行っている。

(Security NEXT - 2010/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

会議録のマスキングに不備、個人情報が閲覧可能に - 加東市
外部サイトで公表した資料に個人情報 - 名古屋大
公開議事録の個人情報、墨塗りするも確認できる状態 - 東京都
公表資料で個人情報の黒塗り加工に不備 - 岐阜大
開示資料の墨塗り部分に個人情報、強い光で判読可能に - 和歌山市
医学部卒業試験に患者情報、マスキング外れる - 富山大
内部告発職員の氏名が関連部署に漏洩 - 大阪府
水俣病の認定申請資料に関係ない個人情報、墨塗りを失念 - 新潟県
個人情報をウェブサイトに誤記載 - 多摩市立図書館