Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

個人情報をウェブサイトに誤記載 - 多摩市立図書館

東京都多摩市の市立図書館において、掲載したPDFファイルからパブリックコメント提出者の個人情報が一時取得できる状態が発生したことがわかった。

同市が8月2日10時半ごろ、同図書館のウェブサイトに「多摩市読書活動振興計画 別冊 パブリックコメント等の記録」のPDFファイルを掲載したが、ファイルから意見の提出者に関する個人情報が削除されていなかったという。

表示を黒塗りにしていたが、データが削除されておらず、コピー操作によって取得できる状態だった。同日17時ごろ住民より指摘があり問題が判明。同市では17時15分にファイルの掲載を中止している。

ファイルには、意見を提出した43人のうち、匿名2人を除く41人の氏名、住所、電話番号、メールアドレスが含まれる。図書館の業務用端末によるアクセス34件を含む42件のアクセスがあったという。

同市では、ファイルをダウンロードした人を特定、連絡を取って削除を依頼した。また対象となる市民に説明と謝罪を行うとしている。

(Security NEXT - 2016/08/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

顧客情報含むハンディ端末が所在不明に - ミツウロコヴェッセル
店舗で受け付けた一部チケット会員入会申込書が所在不明 - 西武ライオンズ
介護老人保健施設の利用者情報、送迎中に紛失か - 生駒市
高校生徒の個人情報含む書類が飛散、1枚未回収 - 東京都
納付済通知書を紛失 - 廃棄書棚の搬出時に飛散か - 京丹後市
学生の個人情報含むPCを電車内で紛失 - 関東学院大
県立高で個人情報含むPC紛失、什器更新時に誤廃棄か - 神奈川県
公金収納に関する個人情報含む書類を誤廃棄 - JA新いわて
顧客情報の盗難や紛失など事故2件を公表 - 住友不動産販売
顧客情報含む書類の盗難および紛失事故3件を公表 - 住友不動産販売