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公表資料で個人情報の黒塗り加工に不備 - 岐阜大

岐阜大学は、3月に公表した資料に個人情報が含まれており、第三者が閲覧できる状態だったことを明らかにした。

同大によれば、外部サイトで個人情報の記載部分を目視できないよう、黒く塗りつぶしたPDFファイルを公開したが、黒塗り部分を外して内容を閲覧できる状態だったという。

同大の学生より3月26日に情報提供があり問題が判明。同サイトで公開していたほかの資料についても調査したところ、同様の処理が行われていたため、個人情報を閲覧できる資料が複数存在することがわかった。

これらファイルには、学生197人分の氏名、学籍番号、学生寮部屋番号、生年月日などが記載されていた。閲覧可能となっていたファイルの具体的な件数については明らかにしていない。

(Security NEXT - 2021/05/20 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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