「Aruba Instant」に複数の深刻な脆弱性
Hewlett Packard Enterpriseが提供するWi-Fiソリューション「Aruba Instant」に複数の深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。アップデートが提供されている。
バージョンによって影響を受ける脆弱性は異なるが、3月に公開したセキュリティアドバイザリで、「Aruba Instant」に関するあわせて19件の脆弱性に対処したことを明らかにした。
なかでも、PAPIプロトコルの処理においてバッファオーバーフローが生じる脆弱性「CVE-2019-5319」「CVE-2021-25144」「CVE-2021-25149」は、悪用されるとリモートよりコードを実行されるおそれがあり、影響が大きいとされる。
共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは「9.8」で、重要度は「クリティカル(Critical)」とレーティングされている。
(Security NEXT - 2021/04/08 )
ツイート
PR
関連記事
米当局、「WSUS」脆弱性で対象サーバの特定や侵害監視を呼びかけ
「Kea DHCP」にサービス拒否の脆弱性 - アップデートが公開
「WordPress」のキャッシュプラグインにXSS脆弱性
プラネックス製モバイルルータ「ちびファイ4」に脆弱性
「Docker Compose」にパストラバーサル脆弱性 - 修正版を公開
「Firefox」にセキュリティアップデート- UAF脆弱性を修正
資産管理製品「IBM MAS」に深刻な脆弱性 - 修正を強く推奨
製造業向けシステム「DELMIA Apriso」の脆弱性攻撃に注意 - 直近3カ月で3件
ルータOS「OpenWrt」に脆弱性 - 修正版がリリース
「Karmada Dashboard」に深刻な脆弱性 - 修正版が公開

