Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「Aruba Instant」に複数の深刻な脆弱性

さらにリモートよりコマンドが実行されるおそれがあり、CVSS基本値が「8.8」とされる「CVE-2021-25150」や、ファイルの書き込みが可能となる「CVE-2021-25148」をはじめ、重要度「高(High)」の脆弱性8件に対応。さらに「中(Medium)」とされる脆弱性8件を解消した。

同社は、脆弱性を修正した「Aruba Instant 8.7.1.2」「同8.6.0.8」「同8.5.0.12」「同8.3.0.15」「同6.5.4.19」「同6.4.4.8-4.2.4.18」をリリースしており、アップデートを呼びかけている。なお、「Aruba Instant On」については今回明らかとなった脆弱性の影響を受けないとしている。

今回修正された脆弱性は以下のとおり。

CVE-2019-5317
CVE-2019-5319
CVE-2020-24635
CVE-2020-24636
CVE-2021-25143
CVE-2021-25144
CVE-2021-25145
CVE-2021-25146
CVE-2021-25148
CVE-2021-25149
CVE-2021-25150
CVE-2021-25155
CVE-2021-25156
CVE-2021-25157
CVE-2021-25158
CVE-2021-25159
CVE-2021-25160
CVE-2021-25161
CVE-2021-25162

(Security NEXT - 2021/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Firefox 142」を公開 - 9件の脆弱性を解消
「VMware Tanzu for Valkey」の脆弱性を修正 - 「クリティカル」も
「PostgreSQL」にセキュリティアップデート - 「13系」は11月にEOL
米当局、「Trend Micro Apex One」に対する脆弱性攻撃に注意喚起
「Flowise」に深刻な脆弱性、パッチは未提供 - PoCが公開
「Microsoft Edge」にアップデート - 脆弱性5件を解消
「Trend Micro Apex One」ゼロデイ脆弱性の修正パッチが公開
CMS「Drupal」の二要素認証モジュールに認証回避のおそれ
「Cisco FMC」に深刻な脆弱性 - 認証なしでコマンド実行のおそれ
Cisco、ファイアウォール製品群にアドバイザリ21件を公開