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国内組織の6割が「SASE」導入に着手 - 「VPN」が46%で最多

導入状況を詳しく見ると、「社内IT環境全体でSASEを完全に採用している」と回答したのは、日本、海外4カ国のいずれも12%で差は見られないが、部分的に導入している割合において、海外4カ国平均を下回っている。

企業が導入しているクラウドセキュリティソリューションを見ると、日本企業の46%が「VPN」を導入しており、次いで「クラウドセキュアウェブゲートウェイ(32%)」「ファイアウォールサービス(25%)」が多い。

さらに「ゼロトラストネットワークアクセス(17%)」「エッジコンテンツフィルタリング(17%)」「CASB(15%)」が続いた。

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導入しているクラウドセキュリティソリューション(グラフ:NetMotion Software)

(Security NEXT - 2021/04/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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