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施設予約申込書に電話番号記載ミス、誤FAXで判明 - 名古屋市

名古屋市は、瑞穂生涯学習センターにおいて、施設の予約申込書に記載した電話番号やファックス番号に誤りがあり、申込者の個人情報が流出したことを明らかにした。

瑞穂生涯学習センターにおいて、3月29日から31日に配布した施設の予約申込書において、電話番号やファックス番号に記載ミスがあったもの。

4月5日にファックスの送信先となった事業者より、予約申込者が送信したファックスが誤って届いているとの連絡が指定管理事業者である名古屋市教育スポーツ協会にあり、問題が判明。予約申込者の団体名、代表者名、電話番号およびファックス番号など7件が流出した。

同市教育委員会によれば、問題の予約申込書の4カ所で本来「5」の部分が「6」と記載されており、無関係である事業者の番号となっていた。誤記載が生じた詳しい原因はわかっていないが、ファイル作成時の置換機能などで置き換わった可能性もあるという。

同センターでは、個人情報が漏洩した予約申込者とファックスの誤送信先に対し、経緯を説明して謝罪。記載ミスについては同センターの掲示板や同市サイトを通じて、周知を図っている。

(Security NEXT - 2021/04/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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