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三菱電機への不正アクセス、中国子会社での窃取情報を起点に攻撃展開

2020年11月の第1報から今回の発表まで約4カ月が経過しているが、同社は正規のアカウントへの「なりすまし」だったため、正規のアクセスを含むログの調査に時間を要したと説明。一連の攻撃でマルウェアや、脆弱性に対する攻撃は検知していないという。

一連の不正アクセスについて調査は完了したとしており、今回の調査結果の報告をもってひと区切りをつけたかたちだ。

同社では2020年1月から2月にかけて、マルウェアや脆弱性を悪用した不正アクセスについて公表しているが、「攻撃手口が異なり、これらを直接結びつけるエビデンスなどは見つかっていない(同社広報)」としている。

(Security NEXT - 2021/03/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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