Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

米政府、マルウェア「TrickBot」展開する標的型攻撃で注意喚起

米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)と米連邦捜査局(FBI)は、マルウェア「TrickBot」を用いた標的型攻撃が展開されているとして注意喚起を行った。

「TrickBot」は、2016年に確認されたトロイの木馬。アカウント情報を盗み出すいわゆる「不正送金マルウェア」として知られ、「マンインザブラウザ(MITB)」により、ログイン時などのアカウント情報を窃取するほか、「SMB」プロトコルを利用してラテラルムーブメントにより感染を拡大するケースもある。

同マルウェアは、モジュールに対応しており機能の追加が可能で、洗練された攻撃グループが、メールを通じて同マルウェアを展開し、機密情報の窃取などを行っているとして、CISAとFBIが共同で注意喚起を行った。

同庁が確認したケースでは、交通違反の証拠があるなどとメールで通知。記載されたURLより、侵害されたウェブサーバに誘導し、証拠写真の画像をクリックしようとすると、悪意のあるJavaScriptファイルがダウンロードされ、コマンド&コントロールサーバより「TrickBot」がダウンロードされるしくみだった。

(Security NEXT - 2021/03/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

Apple製品やCiscoのSD-WAN管理製品の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
税務署やe-Tax装うフィッシング、控除や還付など口実 - アプリへ不正誘導
先週注目された記事(2026年9月20日〜2026年9月26日)
米CISA、「Adobe Commerce」「WSO2」の脆弱性悪用を警告
米当局、複数ネットワーク関連製品の脆弱性悪用に注意喚起
先週注目された記事(2026年9月13日〜2026年9月19日)
米当局、「Linuxカーネル」の脆弱性3件を悪用リストに追加
従業員アカウントが侵害、なりすましメールが送信 - ホテル運営会社
米当局、「Acronis」「Cisco ISE」など脆弱性3件の悪用を警告
「BIND 9」に緊急脆弱性 - 1パケットでDoS攻撃が可能