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「Movable Type」にXSSの脆弱性 - アップデートが公開

コンテンツマネジメントシステム(CMS)である「Movable Type」に複数の脆弱性が含まれていることが明らかとなった。

バージョンによって影響が異なるが、「クロスサイトスクリプティング(XSS)」の脆弱性「CVE-2021-20663」「CVE-2021-20664」「CVE-2021-20665」が明らかとなったもの。

脆弱性を悪用された場合、ログインしているユーザーのブラウザ上で、任意のスクリプトを実行されるおそれがある。共通脆弱性評価システム「CVSSv3.0」のベーススコアは、いずれも「6.1」。

同脆弱性は、シックス・アパートが脆弱性を周知するためにJPCERTコーディネーションセンターへ報告した。脆弱性を修正したセキュリティアップデートが提供されている。

(Security NEXT - 2021/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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