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CiscoのWindows向けVPNクライアントに脆弱性 - 更新を

Cisco Systemsが提供するVPNクライアント「Cisco AnyConnect Secure Mobility Client」にコードを実行されるおそれがある脆弱性が明らかとなった。

Windows版に含まれるモジュール「VPN Posture(HostScan)」に脆弱性「CVE-2021-1366」が明らかとなったもの。アプリケーションを起動した際、意図しないライブラリファイルを読み込み、任意のコードを実行されるおそれがある。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」におけるベーススコアは「7.8」。脆弱性が含まれるのはWindows版のみで、macOS版やLinux版、iOS版、Android版は影響を受けない。

同社では、脆弱性を修正した「同4.9.05042」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。

(Security NEXT - 2021/02/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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