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新型コロナ関連の情報流出で職員処分、経緯は明らかにせず - 新宮市

和歌山県新宮市は、新型コロナウイルス感染症に関する個人情報の一部が外部に流出したことを受け、関係者を処分した。流出の経緯や規模などは明らかにされていない。

同市によれば、新型コロナウイルス感染症に関する個人情報について、2021年に入り、不適切な事務上の取り扱いや不十分な情報管理があり、一部の情報が外部に流出したという。

本誌取材に対し、流出の発生した具体的な経緯や規模については、「自治体の規模が小さく、対象者の特定にいたる可能性がある」ことを理由に公表しない方針を示した。

同市では細心の注意を払って取り扱うべき新型コロナウイルス感染症に関する情報が流出したとし、内部調査で職務上の義務違反および職務怠慢なども明らかになったとして、職員2人を1月27日付けで戒告とする懲戒処分を行った。

(Security NEXT - 2021/02/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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