植物園サイトに不正アクセス、スパム送信の踏み台に - 藤沢市
神奈川県藤沢市は、長久保公園都市緑化植物園のウェブサイトが不正アクセスを受け、意図しない大量のメールが外部に送信されたことを明らかにした。
同市によれば、藤沢市まちづくり協会が運営する長久保公園都市緑化植物園のウェブサイトが不正アクセスを受けたもの。サーバに不正なプログラムがインストールされて踏み台として悪用され、国外に対して約6500件のメールが送信されたという。
1月16日にサーバ事業者より大量のメール送信が行なわれているとの連絡があり、問題が判明。サーバのパスワードを変更し、翌17日に同サイトを閉鎖した。同サイトは、同市公式サイトとは異なる環境で運用されており、個人情報や機密情報は保存されておらず、情報漏洩といった影響については否定している。
同市では、運営元に対して被害状況や原因究明を指示。詳細について調べるとともに、復旧に向けた作業を進めている。
(Security NEXT - 2021/01/25 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
複数サーバでランサム被害、取引先にも影響 - 白崎コーポレーション
日産のカーシェアで不正ログイン - 車両の不正利用が発生
従業員メルアカより送受信メール流出の可能性 - PEファンド運営会社
ゴルフダイジェストにPWリスト攻撃 - 閲覧や改ざんの痕跡なし
洋菓子店のオンライン通販サイトが不正アクセス被害
第三者が一部ホテルの予約管理システムを不正操作 - リソル
ベルギーチョコのECサイト、クレカ情報が流出
委託先よりDBアカウント漏洩、医療従事者情報が流出 - サノフィ
PWリスト攻撃で一部「LINE公式アカウント」が乗っ取り被害
一時的に複製データ保管していた委託先がランサム被害 - 国際NGO団体