Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

衣類通販サイトに不正アクセス - クレカの不正利用被害も

衣類などを扱う通信販売サイト「MEMPHIS STORE」が不正アクセスを受け、顧客のクレジットカード情報が流出した可能性があることがわかった。

同サイトを運営するニュー・メンフィスによれば、2019年6月11日から2020年7月10日までの間に、同サイトでクレジットカード決済を利用した顧客のカード情報が流出し、一部カードが不正利用された可能性があることが判明したもの。

システムの脆弱性を突く不正アクセスを受けたもので、顧客211人分のクレジットカード情報が流出した可能性がある。クレジットカードの名義、番号、有効期限、セキュリティコードが含まれる。

クレジットカード会社から7月3日に情報流出の可能性について連絡があり、問題が判明。同問題を受けて同社では同日にクレジットカードによる決済、同月9日には同サイトを停止した。

外部調査会社による調査は9月30日に完了。2カ月後の11月30日に警察へ被害を申告するとともに、個人情報保護委員会へ報告を行ったという。顧客に対しては、12月24日よりメールまたは書面にて報告と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2020/12/28 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

メール覗き見職員を処分、PWなど推測して不正アクセス - 宇陀市
サポート詐欺被害でイベント参加者名簿が流出の可能性 - 山口市
総務省、LINEヤフーに行政指導 - 「電気通信事業全体の信頼を損なった」
学生服通販サイトの旧サイトに不正アクセス - クレカ情報流出の可能性
なかほら牧場の通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
ヘアケアツール通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
メールアカウント3件に不正アクセス、個人情報が流出 - 近大関連会社
トヨタの社用車管理サービスに不正アクセス - 原因は古いアクセスキー
鹿児島農産品の通販サイトで個人情報流出の可能性 - クレカや認証情報も
LINEヤフーのサイバー攻撃被害、メールやSlack上でも - 対象件数を修正