SECCON初のオンライン決勝、約1000チームが参戦 - 一時開催危ぶまれるも若手奮闘
無事閉幕した「SECCON 2020」の決勝大会だが、その裏で決勝大会の運営メンバーを一新している。そこには実行委員会における葛藤もあった。
「SECCON」は、セキュリティ業界を盛り上げるため、第一線で活躍するエンジニアが集い、自らも楽しみつつ、ボランティアベースで開催されてきた。
しかし、世界から一流チームが参加する「CTF」ともなると、設問の質など要求も高い。本業に多忙を極めるメンバーも少なくなく、一時大会の開催が危ぶまれる状況もあったという。新型コロナウイルス感染症で緊急事態宣言などが出される以前、2月ごろの話だ。
そこで手を挙げたのが、今回の大会を支えた「CTF WG」のメンバー。これまで築き上げた同大会を続けるべく、忠鉢洋輔氏が名乗りを挙げ、理念に共感した若手なども続いた。さらにこれまでは問題を解く側として参加し、同大会へ思い入れがあるエンジニアなども運営側にまわり、今回の大会を盛り上げた。
トークイベントをはじめ、大会当日の模様は、「SECCON」のYouTubeチャンネルで公開されている。「AMATERAS千」の画面なども動画より楽しむことができる。
(Security NEXT - 2020/11/06 )
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