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「Adobe Acrobat/Reader」に深刻な脆弱性 - 11月3日に定例外アップデートを公開予定

Adobe Systemsは、「Adobe Acrobat/Reader」における複数の脆弱性を修正するセキュリティアップデートを米時間11月3日に公開する予定だ。

同社によると、Windows版、macOS版のセキュリティアップデートについて準備を進めているもので、3段階中もっとも重要度が高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性や「重要(Important)」とされる脆弱性へ対処する予定だという。脆弱性の悪用は確認されていない。

適用優先度は、30日以内を目安に更新を求める3段階中2番目にあたる「2」とレーティングされる見込みだが、公開時に変更となるケースもあり、注意が必要。

(Security NEXT - 2020/10/30 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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