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フィッシングやなりすましメールをテーマとしたオンラインイベント - JPAAWG

JPAAWG(Japan Anti-Abuse Working Group)は、フィッシングやスミッシング、なりすましメールなど幅広いテーマで議論する年次イベント「JPAAWG 3rd General Meeting」を、11月11日と12日にオンラインで開催する。

同団体は、グローバル組織であるM3AAWG(Messaging,Malware and Mobile Anti-Abuse Working Group)の日本リージョンとして2018年に発足。インターネット利用者や事業者に理解を促すための情報提供や注意喚起を行っている。

同イベントでは、フィッシングやスミッシング、なりすましメール、ドメインハイジャックなど幅広いテーマについて、専門家や実際に被害に遭った企業などが登壇。コインチェックによるドメインハイジャックのインシデント対応をはじめ、脅威インテリジェンスの最新状況や、ビジネスメール詐欺(BEC)への対策、フィッシングの動向をリサーチする「フィッシングハンター」による講演などを予定している。

また、グローバルにおける送信ドメイン認証技術「DMARC」の動向いついてM3AAWGが紹介するほか、導入事例をもととした講演や、DMARCが国内で普及が進まない理由や解決策などを議論するラウンドテーブルなども予定している。

参加費は無料で事前登録制。第20回迷惑メールカンファレンスについても併催される。詳細や参加登録はイベント案内ページから。

(Security NEXT - 2020/10/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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