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ネット利用者半数超、パスワード文字数「8文字以下で安全」

ログインに手間がかかっても安全性が重視されたサービスと、ログインが簡単で利用を重視したサービスではどちらを利用したいかとの問いでは、58%が手間がかかっても安全性が重視されたサービスを選んでいる。一方、39.5%は利便性を重視したサービスを利用したいと答えた。

また通常のパスワードより安全な本人認証の方法がオプションで用意されていた場合、利用するかについても尋ねた。「無償であれば利用する」との回答が25.6%。さらに「面倒でなければ利用する」との回答が48.6%と半数近くにのぼった。「ログインに手間がかかっても安全性が重視されたサービス」を利用したいとする意向も多い中、本音が見え隠れする。

一方で「面倒なので利用しない(12.8%)」「検討もしない(11.7%)」といった声もあり。「有償でも利用する」との回答はわずか「1.2%」と少ない。

サービスの利用にあたり、本人認証の手順が複雑だったり、面倒だったことでやめたことがあるか尋ねたところ、34.9%は面倒だったのでやめた経験があった。また17.3%は複雑でやり方が理解できずやめたことがあるとしており、本人認証の手続きに起因して半数以上が利用をやめた経験があった。

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サービスにおける安全性と利便性のどちらを重視するか(グラフ:フィ対協)

(Security NEXT - 2020/09/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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