Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

WP向けファイル管理プラグインに深刻な脆弱性 - ゼロデイ攻撃も

コンテンツマネジメントシステム(CMS)の「WordPress」向けに提供されているプラグイン「File Manager」に深刻な脆弱性が含まれていることがわかった。

同プラグインは、WordPress上でファイル管理が行えるプラグイン。認証なしに悪意のあるファイルを特定ディレクトリにアップロードし、コマンドの実行が可能となる脆弱性が判明した。

同脆弱性を解析したDefiantによれば、オープンソースのライブラリを適切に導入していないことに起因しており、共通脆弱性評価システム「CVSSv3」のベーススコアを最高値である「10」と評価している。

同社では、9月1日に外部より不審なファイルアップロードについて報告があり、調査を行ったところ、脆弱性を発見した。アップデートが公開される数日前より複数のIPアドレスより脆弱性を狙った攻撃が展開されており、同社による検知数だけで45万回以上にのぼるという。攻撃では「x」や「hard」といった文字列ではじまる空のファイルについてアップロードを試みており、脆弱性を探索しているものと見られる。

プラグインの開発者は、同じく9月1日に脆弱性へ対処した最新版となる「同6.9」をリリースしている。また同プラグインに関しては、これとは別に「同6.4」以前でプラグインにより取得したバックアップを保存するディレクトリが適切に保護されておらず、情報漏洩が生じるおそれがある脆弱性「CVE-2020-24312」が明らかとなっている。

(Security NEXT - 2020/09/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

スズキ海外子会社にサイバー攻撃、工場が一時操業停止
広く活用されるnpmパッケージ「UAParser.js」にマルウェア混入
脆弱性を修正した「PHP 7.4.25」がリリース
オープンソースのフォーラムソフト「Discourse」に深刻な脆弱性
三菱電機にサイバー攻撃 - 子会社複数顧客の関連データが流出
日産証券、不正アクセス受けた取引システムを廃止 - 一部代替システムへ
「PHP 8.0.12」がリリース、権限昇格の脆弱性など修正
医療関係者のメールアドレスリストを案内メールに誤添付 - 科研製薬
不正アクセスで約57万件の迷惑メール送信 - 群大
個別の脅威調査に応じるチケット制サービス - カスペルスキー