Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性

Ubiquitiが提供するドア入退室管理ソフトウェア「UniFi Access」に深刻な脆弱性が明らかとなった。修正版が提供されている。

同製品におけるアプリケーションの構成不備に起因する脆弱性「CVE-2025-52665」が明らかとなったもの。

管理ネットワークへアクセスできる場合、認証を必要とすることなく管理APIへアクセスできる。「UniFi Access Application 3.4.31」から「同3.3.22」までが影響を受ける。

共通脆弱性評価システム「CVSSv3.1」において、ベーススコアは最高値である「10.0」、重要度は4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」と評価されている。

同社は、「同4.0.21」にて脆弱性を修正しており、同バージョン以降へ更新するよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2025/11/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「React」が脆弱性3件を追加修正 - 重大脆弱性の余波に引き続き警戒を
「MS Edge」にアップデート - 「Chromium」のゼロデイ脆弱性に対処
「AEM」に100件超の脆弱性 - 「クリティカル」も複数
オンライン会議ソフト「Zoom Rooms」に脆弱性 - 最新版で修正済み
地理情報サーバ「GeoServer」の脆弱性悪用に注意喚起 - 米当局
「pgAdmin4」リストア処理にRCE脆弱性 - 2カ月連続で判明
地理空間データを活用する「GeoServer」の脆弱性攻撃に注意
Gitサーバ「Gogs」にゼロデイ脆弱性 - 広範囲の公開サーバに侵害痕跡
「React」脆弱性を狙う攻撃が急増、国内SOCで多数観測 - ラック
「Chrome」にゼロデイ脆弱性、詳細は調整中 - アップデートで修正