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PCR検査申込書の送信先記載にミス、ファックス誤送信が発生 - 群馬県

群馬県は、同県と前橋市が実施するPCR検査において、申込書が第三者へ送信されたことを明らかにした。

同県によれば、接待をともなう飲食店に勤務する人を対象としたPCR検査を実施するにあたり、希望者の取りまとめる各店舗に送付した実施案内の記載に誤りがあったもの。

検査申込書に記載された送付先である同県保健予防課のファックス番号に誤りがあり、2店舗の検査申込書が無関係の第三者に送信された。

送信された検査申込書には、検査希望者10人分のカタカナ氏名、性別、年齢、居住する市町村名、携帯電話番号、職種、検査会場を訪れる際の車種などが記載されていたという。

8月23日、誤送信先となった受信者が受信したファックスを県庁に持参したことで問題が判明。同日、対象となる2店舗に電話で謝罪した。またPCR検査の実施案内を送付したすべての店舗に謝罪と訂正に関する文書を配布。連絡が取れた店舗に訂正と配布文書の確認を依頼した。

(Security NEXT - 2020/08/31 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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