Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

問い合わせメールを転送ミス、個人情報流出 - 神戸市

神戸市立森林植物園の指定管理者である神戸市公園緑化協会は、イベント参加者からの問い合わせメールを担当者へ転送する際、誤ったメールアドレスに対しても転送し、個人情報が流出したことを公表した。

同協会によれば、8月6日にイベント参加者からの問い合わせメールを担当者へ転送する際、あらかじめ複数のメールアドレスが登録されているリストを利用したところ、本来送信する必要がないボランティア13人のメールアドレスが含まれていることに気が付かず、そのまま送信してしまったという。

転送したメールには、氏名、携帯電話番号、学年、メールアドレスなども記載されていた。また送信先のメールアドレスを「CC」に設定していたため、受信者間でメールアドレスを確認できる状態になった。

メールを受信した同団体職員の指摘により問題が判明。問い合わせをしたイベント参加者およびボランティア13人に対して事情を説明し、謝罪を行った。またボランティアに対しては誤送信したメールの削除を依頼している。

(Security NEXT - 2020/08/12 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

採用選考の結果通知メールで異なる宛名を記載 - 東京都
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県
メール誤送信で企業担当者のメアド流出 - かがわ産業支援財団
受託要配慮個人情報含むPC紛失、約1カ月後に回収 - 日本健康文化振興会
学生向け案内メールに別学生情報、差込用データに不備 - 小樽商科大
サーバに不正アクセス、取引先や株主情報など流出 - 研創
IIJメールサービス設備内に不正プログラム - 最大6493契約で情報漏洩のおそれ
キャンペーン応募サイトで設定ミス、個人情報を誤表示 - ヤマナカ
施設の指定管理者がメール誤送信、メアド流出 - 新潟県
会員宛てメールにメアドリストを誤添付 - スポニチ