Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

PHPにセキュリティアップデート - 脆弱性を修正

PHPの開発チームは、セキュリティに関する問題へ対応した「PHP 7.3.21」「同7.2.33」をリリースした。

両アップデートについて開発チームは、関数「phar_parse_zipfile」における脆弱性「CVE-2020-7068」へ対処したセキュリティリリースと位置づけており、バグ1件とあわせて修正を実施した。

同時に「PHP 7.4.9」をリリースしているが、同バージョンに関しては脆弱性の修正は含まれておらず、バグフィクスを目的としたリリースであると説明している。

開発チームでは、各系統についてすべての利用者に対し、アップデートの実施を推奨している。

(Security NEXT - 2020/08/11 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

LLMキャッシュ管理ツールにRCE脆弱性 - キャッシュ汚染に起因
プリント管理ソフト「Xerox FreeFlow Core」に深刻な脆弱性
「Amazon EMR」に深刻な脆弱性 - 資格情報漏洩のおそれ
N-ableのIT管理ツールにゼロデイ脆弱性 - 米当局が悪用に注意喚起
「GitLab」にアップデート - 12件の脆弱性を解消
「ICS」や「Avalanche」などIvanti複数製品に脆弱性
SAP、月例アドバイザリを公開 - 複数の「クリティカル」脆弱性
Fortinet、「FortiOS」に関する複数の脆弱性を解消
「FortiSIEM」に深刻なRCE脆弱性 - 実用的な悪用コードも
オンライン会議ツール「Zoom」に「クリティカル」脆弱性