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メール送信ミスで入試事前審査の合否情報が流出 - 神戸大

神戸大学は、大学院における推薦入試事前審査の合否結果を申請者へメールで通知した際、誤って無関係の他申請者に関する合否情報が漏洩したことを明らかにした。

同大によれば、2021年度海事科学研究科博士課程前期課程の推薦入試事前審査において、国外に居住する申請者5人に対して、5月22日にメールによる通知を行ったところ、一部でミスが発生したもの。

入試事前審査の結果としてパスワード付きPDFファイルとパスワードを記載した2通のメールを送信したが、申請者1人に対して全合格者37人分の氏名、審査番号、審査結果を含むメールを送信。また別の申請者1人には、全不合格者17人分の氏名や審査番号、審査結果を含むメールを送ってしまったという。

これまで審査結果は郵送で通知していたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて国際郵便が滞っていたことから、今回は国外に居住する申請者に対して、メールにより通知を行ったという。

同大では誤って送信した2人に対し連絡を取り、問題のメールについて削除するよう依頼。また事前審査申請者に対し、事情の説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2020/07/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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