Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

中小金融機関のセキュリティ対策底上げが課題 - 金融庁

金融庁は、金融機関におけるセキュリティ対策の実態や課題を取りまとめた。一部大手や中小金融機関においてリスク認識や体制に問題も見られたという。

同庁では、2018年10月に改定された「金融分野におけるサイバーセキュリティ強化に向けた取組方針」に基づき、金融分野におけるセキュリティ対策状況の実態や共通する課題について、「金融分野のサイバーセキュリティレポート」として取りまとめたもの。

同庁は、金融分野におけるサイバーセキュリティの概況について、海外金融機関で情報漏洩やサービス停止につながる大規模なインシデントが近年発生していると指摘。

国内の金融機関で同様の大規模なインシデントは発生していないが、利用者を狙うフィッシング攻撃や不正ログイン、DDoS攻撃といった報告が多く寄せられているとの現状を示した。

これまでも金融機関に対して注意喚起を実施してきたが、あらたな脅威や脆弱性を迅速に把握、分析し、金融分野においてセキュリティ管理体制の強化を図る必要があると述べている。

(Security NEXT - 2020/07/07 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

9月のフィッシングサイト、前月比約26%減 - やや落ち着くも高水準
2021年上半期の不正送金は376件 - 半数以上がOTP利用も被害
フィッシング報告が初の5万件超、毎分約1.2件 - URL数も記録更新
フィッシングサイトが増加 - 1カ月あたり8000件超、過去最多
2020年は1930億件のPWリスト攻撃を観測 - 約10億件を観測した日も
6月はフィッシングサイトが増加、過去2番目の件数に - 報告数は減少
2020年のフィッシング、3分の2が「HTTPS」対応 - 12月には半数超に
フィッシングで悪用されたブランド数が過去最多
主要行、「SPF」の利用進むも約7割が「DMARC」未導入
2020年のネットバンク不正送金、被害額4割減 - 法人では増加