Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

MS 365のメール脅威を30日間可視化する無償サービス

トレンドマイクロは、期間限定でMicrosoft 365のメールを分析し、脅威を可視化する無償サービスをリリースした。

「Trend Micro Security Assessment Service」は、Microsoft 365に保存されているメールを分析して脅威を可視化するサービス。「Trend Micro Cloud App Security」の一部機能を30日間限定で試用できる。

Microsoft 365とAPIで連携。テナント全体で受信した過去30日間のメールをスキャンし、ダッシュボードで、フィッシング、悪意あるファイル、ビジネスメール詐欺など、5種類のカテゴリにわけて脅威の件数を表示する。

さらに脅威を受信しているユーザーや被害に遭う可能性が高いユーザーのリストを表示するほか、脅威の結果をPDFでレポートする。

「Trend Micro Cloud App Security」では、従来より体験版が用意されているが、検証する項目が多岐にわたり、一定の検証期間が必要であるとし、今回の同サービスを用意したという。

利用にはアカウント登録が必要で、アカウント作成後、30日間限定で利用できる。利用終了後は、アカウントやユーザーデータは削除され、閲覧できなくなるという。

(Security NEXT - 2020/07/03 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

警察庁が開発した「Lockbit」復旧ツール、複数被害で回復に成功
アズジェント、攻撃対象領域の分析サービス - 1回限定で無償提供
PFU、不正接続防止ツールを機能強化 - 「有線LANアダプタ」の使い回しにも対応
「WarpDrive」に「攻殻機動隊」の世界観でセキュリティ学べるゲーム機能
IoT機器のセキュリティ評価を無償提供 - CCDS
「EmoCheck v2.4.0」がリリース - 進化した「Emotet」に対応
東芝ら、「うんこドリル サイバーセキュリティ」を制作 - 小学校などへ寄贈
インフラ事業者対象に脆弱性や情報漏洩のチェックサービス
SB、スミッシング対策を無償提供 - アルファベット発信元の拒否にも対応
JPCERT/CC、「EmoCheck v2.3」を公開 - 「Emotet」検出方法を拡充