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IoT機器のセキュリティ評価を無償提供 - CCDS

重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)は、台湾のOnward Securityと提携し、IoTデバイスの無料セキュリティ評価サービスを提供開始した。

デバイスの開発企業やデバイスの提供を受けている企業に対し、フリーアセスメントプログラムを提供するもの。Onward Securityが提供する「HERCULES SecSAM」の一部機能を活用し、ウェブサイトよりアップロードされたデバイスのファームウェアに対し、1回まで無償でアセスメントを実施する。

具体的には、CCDSサーティフィケーションプログラムにおけるIoT機器共通のセキュリティ要件に対する準拠状況をはじめ、脆弱性やセキュリティに関する設計上の問題点の件数、「SBOM(ソフトウェア部品表)」など、評価レポートを無償で提供する。

対象OSは「Linux」および「Android」。同協議会のウェブサイトにて申し込みを受け付け、CCDSの会員でなくても利用できる。

(Security NEXT - 2023/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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