Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

IoT機器のセキュリティ評価を無償提供 - CCDS

重要生活機器連携セキュリティ協議会(CCDS)は、台湾のOnward Securityと提携し、IoTデバイスの無料セキュリティ評価サービスを提供開始した。

デバイスの開発企業やデバイスの提供を受けている企業に対し、フリーアセスメントプログラムを提供するもの。Onward Securityが提供する「HERCULES SecSAM」の一部機能を活用し、ウェブサイトよりアップロードされたデバイスのファームウェアに対し、1回まで無償でアセスメントを実施する。

具体的には、CCDSサーティフィケーションプログラムにおけるIoT機器共通のセキュリティ要件に対する準拠状況をはじめ、脆弱性やセキュリティに関する設計上の問題点の件数、「SBOM(ソフトウェア部品表)」など、評価レポートを無償で提供する。

対象OSは「Linux」および「Android」。同協議会のウェブサイトにて申し込みを受け付け、CCDSの会員でなくても利用できる。

(Security NEXT - 2023/04/04 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「Webmin」にループDoS攻撃受ける脆弱性 - 最新版に更新を
ロードバランサー「LoadMaster」にCVSS最高値の脆弱性
WP向け人気キャッシュプラグインに深刻な脆弱性 - 8月に続き再度修正
仕様の認識を誤り、非公開の団体連絡先を誤公開 - 北九州市
従業員メルアカより送受信メール流出の可能性 - PEファンド運営会社
巧妙化続くサポート詐欺、窓口相談は前年度の約1.6倍
「SBOM導入手引書」に改訂版 - 脆弱性管理強化や導入範囲検討の枠組など
「Atlassian Confluence」の既知脆弱性狙う攻撃が6月より増加
ランサムウェア「RansomHub」が猛威 - 7カ月で200件超の被害
「One Identity Safeguard」に深刻な脆弱性 - 特定環境下で影響