「VMware Tools for macOS」に脆弱性 - 特定環境のみ影響
VMwareが提供する「VMware Tools for macOS」にサービス拒否の脆弱性が明らかとなった。
ゲストOSよりサービス拒否を引き起こすことが可能となる脆弱性「CVE-2020-3972」が明らかとなったもの。ホスト、ゲストともにmacOSである場合にのみ影響があり、規定では無効となっている共有フォルダを有効化する必要があるなど、特定条件のもと影響を受けるという。
非公開で報告された脆弱性で、共通脆弱性評価システムであるCVSSv3のベーススコアは「3.3」、重要度は「低(Low)」とレーティングされている。
同社は、脆弱性を修正した「同11.1.1」をリリース。利用者へアップデートを呼びかけている。
(Security NEXT - 2020/06/22 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
「SonicWall SMA 100」シリーズに脆弱性 - アップデートが公開
「Progress Flowmon」に脆弱性 - 10月の複数アップデートで修正
WP向けプラグイン「Contact Form CFDB7」に深刻な脆弱性
Apple、「iOS 26.1」「iPadOS 26.1」を公開 - 56件の脆弱性を解消
「CentreStack」「CWP」脆弱性の悪用に注意喚起 - 米当局
入退室管理製品「UniFi Access」の管理APIに認証不備の脆弱性
「Elastic Cloud Enterprise」に脆弱性 - API経由で不正操作のおそれ
Google、「Chrome 142」でV8関連はじめ脆弱性20件を修正
ファイル転送ソフト「MOVEit Transfer」にDoS脆弱性 - 修正版公開
「VMware Tools」「Aria Operations」既知脆弱性、悪用事例の報告
